06 リーダーシップ

「リーダーシップ」は、組織戦略の項目の中でも最も重要なものと位置づけています。

もちろん、他の項目への影響が大きいという理由です。

ある程度以上の規模の企業において、事業戦略は役割分担されたチームによって実行されていきます。

リーダーシップ如何で、チームの業積は大きく左右されるため、リーダーのあり方を考えることはおろそかにはできません。

これまで手がけてきたコンサルティング事例を振り返ると、大きく次の3つのことが柱になってきます。

リーダーシップ 3つの柱

1.経営チームのレベルアップ

社長とその他の役員のレベルの隔たりは大きく、そのことが、経営チームのレベルアップの足枷になっています。

社長は企業に一人しかおらず、厳選の上で就任しますが、役員はほとんど社員(部長)の延長上であり、時には論功行賞的な就任もあります。

役員は本来、全員が「経営者」であり、就任時から即戦力であるはずのものですが、教育を必要としているのが現実です。

その「教育」は、社長による個別のコミュニケーションの中での意識付けに留まっていることが多く、企業としての方向付けをご相談されることがままあります。

マングローブは、次の 3 つのことで支援させていただいています。

経営チームをレベルアップさせる3つの支援

①役員セッション支援

役員合宿等でのセッションのプログラム構築とファシリテートを支援します。往々にして、日常の延長上で課題とその解決策の共有に陥りがちです。
プログラムとファシリテートの力で WHY(事業部の存在意義や事業の目的)とビジョンの共有に力点を置いたセッションを実現します。 共有のプロセスで、自部門から全社レベルへと視野を広げていきます。

②役員の担当事業戦略セッション

役員の経験と力量によっては、担当事業(セクション)の戦略セッションを支援することがあります。
役員と部課長の皆さんとのセッションを支援し、ファシリテートのノウハウをお伝えすることを同時にすることもあります。

③役員コーチング

役員が、経営者としての理想像を考え、現在の自分についての棚卸しをしながら、一歩ずつ着実に進んでいくためのコーチングを提供しています。

2.ミドルマネジメントを経営者にする

部や課などの部署に P / L を持たせて、利益管理の対象にすることで、組織長にミニ経営者として仕事をしてもらうことは、会社全体を利益体質の強い組織に変えていく、非常に有効な方法です。

もちろん、P / L を持たせるだけでうまくいくわけではありません。

マングローブでは、ミドルマネジメントが自部署を「経営」していくことを助けるプログラムを用意しています。以下はプログラム例です。

ミドルを鍛える研修プログラム

①事業戦略と組織戦略

商いの作戦である「事業戦略」と、それを展開していく人と組織の戦略「組織戦略」の 2 つを一対のものとして実践していく考え方と方法を学びます。

②エネルギーマネジメント

チームの理想の姿に向かって力強く進み、与えられた役割を十分に果たし、目標を着実に達成していくためには、一人ひとりとチーム全体のエネルギーが必要です。
「人と組織の6つのエネルギー」の考え方を学び、それらを高めていく打ち手 を考えます。

人と組織の6つのエネルギーの考え方

③問題解決ファシリテーター養成講座

経営者の重要な仕事に「問題解決」があります。
問題認識から解決策の結果の評価までの、問題解決の流れを学び、同時にチームメンバーとのディスカッションのためのファシリテーション技術を学びます。
チームメンバーとのディスカッションで問題認識を共有し、解決策を共に導き出すことで、問題解決の実行力を上げることができます。

3.さらなるリーダーシップを開発する

リーダーシップの本来の意味は、「方向性を示し、引っ張っていく」ということです。経営陣とミドルマネ ジメントとを問わず、それをしていくためのメソッドやプログラムを開発しています。これらは、管理職研修の中のプログラムとして導入しています。

その他のリーダーシップ開発プログラム

①ビジョンとWHYを語る

リーダーは、自ら「語り部」でなければなりません。
会社のビジョンと繋がった形での自分の事業部やチームのビジョンを自分の言葉で語ることで、メンバーと進むべき方向を共有します。

一方、日常的な仕事場面においても、やるべきこと(WHAT)の指示命令一辺倒ではなく、ここぞ!というタイミングで、その目的や意義 (WHY)を語ることも必要です。

ビジョンや WHY を自分のものとしてまとめ発信するスキルの開発に取り組んでいます。

②GOOD&MORE メソッド

リーダーが「現在地」を明快に認識して、メンバーと共有していることは、チームに大きな力をもたらします。

  • 理想の状能やゴールをイメージする
  • それに対して GOOD(うまくいっていること)と、MORE(さらにやるべきこと)を整理する
  • 10 の目盛りで現在地を決める
  • 目盛りを一つ上げていく具体策を着実に実行していく

2つ目の GOOD と MORE の両面から現状を見る(GOOD&MORE)ことで、現在地を認識することができます。
GOOD&MOREの対語を「BAD&NO」と言って、過度な駄目出しによって、現在地を見失い、自信と勇気と活力を失っている人や組織が実に多いのです。

一人でも多くのリーダーに、この「GOOD&MORE メソッド」を実践していただきたいと思っています。

GOOD&MOREメソッドの考え方

③自分の人生を生きる

組織の方向性を示し引っ張っていくリーダー自身が、自分の人生の理想像を明確に持ち、それに向かって生き生きとエネルギッシュに日々を生きていることが、大いなる説得力を持ちます。

これまでの自身の歩みを整理し、現在を棚卸しし、将来を企画する「人生企画書プログラム」というものを提供しています。