社員とありたい姿を議論する

2017年1月25日水曜日


コンサルティングのご相談は、ほとんどがご紹介です。

先日も、ある方のご紹介で「もう一段ステージを変える上での組織の見直し」というご相談で、
とあるITのベンチャー企業様を訪問しました。

何十年先のビジョンや三ヶ年、五ヶ年等の計画も持ち合わせていないが、

「ビジネスに向かう上での自分の価値観」
「こんな会社でありたいと」

いう理想は浸透(共有)していきたいとのこと。
大変素晴らしい考え方だと思いました。

昨日のことです。

マングローブで、久々に自社のありたい姿を議論しました。

このところずっとお客様の議論のファシリテートをしてきましたので、
自分の会社のことを考える時間がとても新鮮で、かつ嬉しく思いました。

今回は、「組織風土」「人材」「オフィス空間」の3つについて考えました。

事業内容、サービスメニュー、プロモーション戦略などは
次回以降と2回に分けて議論することにしました。

まだまだこれから磨いていきますのでここで公開はできないのですが、
なかなかいい議論ができていると思います。

結論がいいとか悪いとかの前に、皆で議論すること自体に大きな意味がありますね。

こうした議論のプロセスにおいて、結局のところ、各自の考える「いい会社」の条件が違うことが分かってきます。

その認識がすりあっていくこと自体も、全員で「ありたい姿」を考える場を設けるメリットですね。

今回のテーマの「組織文化」と「人材」と「オフィス」の3つのテーマに絞って
「いい会社の条件」を次のように考えました。

【いい会社の条件】

1.組織風土

・GOOD&MOREの文化

BAD&NO(あれもこれもとダメ出しばかり)ではなく、
うまくいっていることとさらによくしていくべきことに、バランスよく目をむける

・共有の文化

よいことも悪いことも、ごく当たり前に共有し、共に喜び、共に悲しみ、共に苦労する

・理想を追求する文化

仕事それぞれでも、個人でも、チームでも、会社でも、常に「ありたい姿」「成功イメージ」をまず考えて
「どのようにすればそこに近づくか」という発想をする

2.人材

・仕事への情熱

自分の仕事にどこの誰よりも情熱を持って取り組むプロフェッショナル

・本質志向のプロ

表面的に考えず、常に本質を追求し結果に繋げるプロフェッショナル

・万全の体制

体調管理を怠りなく一定の質を保証できるプロフェッショナル

3.オフィス

・遊び心

全員の知恵を結集した遊び心満載のオン・オフのあるオフィス

・おしゃれ

他が真似したくなる、シンプルでおしゃれで気持ちのいいオフィス

・使い勝手

最重要ポイントは仕事をしやすいオフィス

これからも、全員でのすり合わせを大切にしていきたいと思っています。

ある社長さんから質問がありました。

「今野さん、社長としての自分の考えを社員に徹底的に浸透させるにはどうしたらいいですか?」

私は答えました。

「既に決まっている自分の考えを浸透させようと思わずに、社員と一緒に考えるプロセスに自分の考えを入れていくことですね」

大学教授ぼかし


今野 誠一Seiichi Imano
企業経営にあたりつつ、自らも第一線のコンサルタントとして、組織変革コンサルティング、経営幹部教育プログラムや管理職研修のファシリテーション、企業理念構築や経営ビジョン構築ワークショップのファシリテーションなどを担当している。