リーダーシップとマネジメント

2016年11月9日水曜日


さて、今週の社長からの投げかけは・・・・・。

 
「リーダーシップとマネジメントの違いを言ってみて」

 

あ~~~、悔しいです。

絶対この質問は来ると思っていて、近々自分の考えをまとめておこうと思っていたんです。

よくありますよね。

「今、やろうと思っていたのに~」

 

私は、これまで経理の仕事を中心に仕事をしてきました。

正直のところ、興味関心はあってもきちんと勉強してこなかったので、マングローブに来て社長からの質問のシャワーを浴びて四苦八苦しながらも、大急ぎで勉強中です。

 

リーダーシップという言葉も、マネジメントという言葉ももちろん知ってはいましたが、違いを意識したことはありませんでした。

というわけで、私の答えはしどろもどろで始まる惨憺たるものでした。

社長にこう言われました。

「自分なりに調べて、自分の気に入った定義と、短めに自分の考えを用意して」

 

本から定義を拾ってきてよい、ということだったので何冊か本を読んでみました。

社長は読書家で、例えばピーター・ドラッカーの本はほとんど読破しているそうです。

オフィスにもドラッカーの本がズラリ。

私が、なるほどと思ったフレーズもドラッカーの中にありました。

 

「マネジメントは物事を正しく行なうことであり、リーダーシップは正しい事をすることである」

英文を調べてみました。

Management is doing things right; leadership is doing the right things.

 

マネジメントが、HOW(どうやってやるか)

リーダーシップは、WHATとWHY(何をなぜやるか)

 

という表現も発見しました。

 

「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィー博士は、こう表現していました。

 

「マネジメントは成功のはしごを能率よく昇ることであり、リーダーシップはかけ違っていないかどうかを判断することである」

 

なるほど、分かりやすいです。

リーダーシップとはどちらの方向に向かって進むのかという方向性を指し示すこと。

マネジメントはその指し示された方向に向かって、能率・効率よく、管理・コントロールしていくこと。

 

という定義になりそうです。

 

さて、問題は、社長からのもうひとつの投げかけ「短めに自分の考えを用意せよ」です。

あれこれ考えた末、こう考えてみました。

 

「環境が厳しくなり、業績も厳しくなってきた時、マネジメント強化を考えるが、見直すべきなのはリーダーシップである」

 

苦しくなると、色々手を打ちますね。

 

・新規獲得のために、飛び込みの件数を増やそう

・進捗会議をもっとシビアに行おう

・お客様の声の分析の仕方をもっと緻密にしよう

 

これらのことも必要なことではあるでしょうが、うまくいっていない時は、やり方以前に、今やっていることが「正しいことなのかどうか」を考え直すことが重要になるということなんですね。

 

 

さてさて、投げかけから少し日にちは経ってしまいましたが、社長に話してみました。

反応は・・・

花マル

でした。

うれしいです。

でも、タネあかしをすると、社長の過去のブログにヒントが書いてあるのを見つけました。。

そのことは社長には話しませんでした。

社長から、次のようなたとえ話を教わりました。

 

「沈み始めているタイタニック号のデッキで、椅子を効率的にきれいに片付けているようなものだ」

「船の進んでいる方角が、全然違っているのに、『燃料を多く入れろ』とか『もっと一生懸命漕げ』と、船員にハッパをかけたところで、全然違う目的地に早く着いてしまうだけのことになる』

 

でも、実際問題、方向性を見極めたり、ましてや変えたりすることは大変なことですよね。

 

「環境の変化に対応することが、リーダーシップの最も重要なミッションである」とも本に書いてあったんですが、そういうことなんですね。

 

579214


渡邊 亜希子Akiko Watanabe
社長アシスタントとして組織変革について学び、その中で気がついたことを発信、 自分自身も成長していく機会にし、変革を実践していく日々。