職場の育成はOJTのみに非ず

2014年6月5日木曜日


弊社では、毎週、「3つでまとめる」というトレーニングワークを行っています。

KJ法とロジックツリーを使った30分ほどの簡単なワークですが、テーマによってはかなり悩むものも。

 

抜け漏れ、重複はないか(MECEか)といったことはもちろん、

テーマに対して本質的な内容であるかを問うと、30分はかなりタイトです。

出てきた付箋の半分を「これは本質じゃない」とばっさり切り捨ててしまうことも。

トレーニングワーク

 

このワークのねらいは、思考の癖付けです。

 

若手社員の成長のために

「整理して話せるようになれ」

「考える力を身につけろ」

「3つでまとめる癖をつけろ」

と上司が声高に言ったとしても、このような思考に関するレベルアップは一朝一夕にはいきません。

そして、思考の癖付けは、日々の業務で意識すべきものですが、「日々の」といった言葉は危ういものです。

考え方や癖というのは体に染み付いているため、結局「意識できませんでした」で終わってしまいます。

 

特に目の前のことで一杯いっぱいの新人にとっては尚更です。

業務とは別の時間で訓練することが効果的です。

 

職場ではOJT、業務外で集合研修というイメージがあります。

しかし、伸ばしたいテーマによっては、職場においてもOFF-JTの機会をつくると良いでしょう。

 

・業務を離れて

・集合研修までいかない小グループで

・短時間でも、継続して行う

 

特に、「短時間でも、継続して行う」ということが重要です。

わかる・知っているではなく、できるレベルには落とし込んでいくためには。

 

そして、そういった学び・思考の癖付けが、どのような仕事内容でも成果を生み出せる人材を育てます


林 直人Naoto Hayashi
組織変革コンサルタントとして、教育研修プログラム設計や講師、企業理念構築・運用などに従事。